基準書大改訂-維持管理の時代へ |
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これまで「維持管理の時代になる・・」と言われてきましたが、道路などでも事業として明確な方向性はありませんでした。何故か?それは「道路法」に維持管理の記載がなかったのです。それが平成25年国土強靱化政策をを受け改定されました。いよいよ事業費が維持管理に投入される時代になるのです。
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道路法が改正されました。これは非常に大きなことです。
法律で道路を点検し、維持・修繕しなさい となったのです。これでおおっぴらに維持管理としての予算措置が可能となったのです。
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道路法の改正と並行して、国土交通省は社会資本の維持管理に関して中期的な計画を立てました。それが「社会資本の維持管理・更新に関し当面講ずべき措置(平成25年3月21日 国土交通省)」です。その要点は以下の通りです。 Ⅲ.当面講ずべき措置
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総点検については「総点検実施要領(案) (平成25年2月 国土交通省道路局)」が配布されています。その概要は以下の通りです。
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この改正でのり設計に求められること | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回の改正は、建設時代から維持管理の時代へのターニングポイントであるといえます。 今後求められていくのは、
などが考えられます。まず出来ることは設計者が維持管理を考慮した工法選択と維持管理計画を伴う実施設計技術を磨くことと思います。 → 維持管理を考慮した工法比較
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